オリヴィエ・グローグ 著,木岡さい 訳
定価3,520円(本体3,200円)
発売日2025年5月26日
ISBN978-4-7917-7716-7
正義感溢れる小説家か、それとも植民地主義の相続人か――。 『異邦人』に登場する「アラブ人」には名前がなく、『ペスト』の舞台アルジェリア・オランに登場するのは、フランスからの入植者ばかり——。反植民地主義者にしてヒューマニストという称号を与えられた作家アルベール・カミュの、もうひとつの顔を描き出す。今なお根強く残る植民地主義めぐるタブーに踏み込んだ、画期的ドキュメント。 序文=フレドリック・ジェイムソン 解題=中村隆之(訳書『カリブ海序説』ほか )