アミット・カトワラ 著,五十嵐加奈子 訳
定価4,180円(本体3,800円)
発売日2025年4月30日
ISBN978-4-7917-7705-1
その線の震えが映し出すのは犯罪者の不安か冤罪の恐怖か 1920年代のアメリカ、血圧や呼吸の変化から嘘を見破る装置の発明に人々は熱狂した。しかし、自白の強要や冤罪を防ぐはずの道具は、新たな「凶器」となって人々を翻弄しはじめる——。嘘と真実のあいだで揺れ動く人々を活写し、人間の本質を照らし出す壮大なノンフィクション。