定価3,960円(本体3,600円)
発売日2024年10月28日
ISBN978-4-7917-7678-8
いかなる時代だったのか、いかに生きたのか
バブル崩壊の時代、東日本大震災と放射能汚染の時代、生起する事象にどう感じ、何を考え、いかに反応したか。詩人・弁護士の知性と感性により、「私」という窓を通じて抉りだした「平成」という時代の実相。真率にして新鮮な感動をよぶ平成史。
[目次]
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
第一〇章
第一一章
第一二章
第一三章
第一四章
第一五章
第一六章
第一七章
第一八章
第一九章
第二〇章
[著者]中村稔(なかむら・みのる)
1927年、埼玉県大宮生まれ。詩人・弁護士。一高・東大法学部卒。『世代』同人。1950年、書肆ユリイカから詩集『無言歌』を処女出版。詩集『鵜原抄』(高村光太郎賞)、『羽虫の飛ぶ風景』(読売文学賞)、『浮泛漂蕩』(藤村記念歴程賞)、『言葉について』(現代詩人賞)、伝記『束の間の幻影 銅版画家駒井哲郎の生涯』(読売文学賞)、自伝『私の昭和史』(朝日賞、毎日芸術賞、井上靖文化賞)ほか、著書多数。