世界を変えた10のトマト

ウィリアム・アレキサンダー 著,飯嶋貴子 訳

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世界を変えた10のトマト

定価2,640円(本体2,400円)

発売日2022年10月26日

ISBN978-4-7917-7506-4

トマトはなぜ世界で一番愛される食べ物となったのか?
新大陸からやってきた植物は毒だと思われていたが、数奇な運命を辿り世界で最も愛される野菜となった。メディチ家でのお披露目、セイラムでの品評会、ハインツの野望、ムッソリーニの規制、園芸マニアが復活させたオールドトマト、最新テクノロジーで制御された未来のトマト。軽妙洒脱な筆致でその波瀾万丈の物語をたどる。

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[目次]

序――金より価値のあるもの

1 メディチ家のポモドーロ

見たこともない奇妙な野菜に名前が付けられ、そして忘れ去られる

2 ジョンソン大佐のバケツ
「憎むべき不快なにおいを放つ液果」がアメリカで大人気の野菜になる

3 サンマルツァーノの奇跡
一個のトマトが一国を――そしてその国の料理を――決定する

4 女王、作家とその妻、そして彼らのピザ
トマトが平たいパンとチーズに出会い、初のグローバルフードを世界にもたらす

5 期待
ピッツバーグからやって来た一文なしのピクルス行商人がケチャップを精製する

6 スパゲッティの王者
ついにトマトとパスタが出会い、新しい料理が誕生する

7 ビッグボーイ
交配種トマトが家庭菜園を宇宙時代へ前進させる

8 誰がトマトを殺したか?
悪口を言いたくなるトマト――フロリダ緑熟トマト

9 エアルーム・トマトの襲撃
ブランディワインーー半世紀にわたるトマトの凡庸さに挑む花形トマト

10 冬がやって来る
北の温室トマトは未来の先触れか、それとも、すでに持続不可能となった過去の遺物なのか?


謝辞
参考文献
訳者あとがき

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[著者]ウィリアム・アレキサンダー(William Alexander)
『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー作家。『ニューヨーク・タイムズ』、『ロサンゼルス・タイムズ』などに寄稿している。著書にThe $64 Tomato: How One Man Nearly Lost His Sanity, Spent a Fortune, and Endured an Existential Crisis in the Quest for the Perfect Gardenがある。

[訳者]飯嶋貴子(いいじま・たかこ)
翻訳家。訳書にローゼンブラット『Uberland ウーバーランド』、パウンドストーン『世界を支配するベイズの定理』、ブライトマン『留守の家から犬が降ってきた』、フレンドリー+ウェイナー『データ視覚化の人類史』(以上、青土社)などがある。