現代女性詩人論

中村稔 著

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現代女性詩人論

定価3,080円(本体2,800円)

発売日2021年12月20日

ISBN978-4-7917-7437-1

稀有の知性と感性により、男性詩人たちに伍して、現代詩を切り開き、確立した女性詩人たち。
現代を代表する女性詩人ひとりひとりに焦点を当て、詩集をひろく通覧し、ふかく読解・論評することで、比類なき十人十色の豊穣な世界を眺望する。

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[目次]

石垣りん

茨木のり子

多田智満子

白石かずこ

新川和江

吉原幸子

高橋順子

井坂洋子

小池昌代

伊藤比呂美

後記

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[著者]中村稔(なかむら・みのる)
1927年、埼玉県大宮生まれ。詩人・弁護士。一高・東大法学部卒。『世代』同人。1950年、書肆ユリイカから詩集『無言歌』を処女出版。詩集『鵜原抄』(高村光太郎賞)、『羽虫の飛ぶ風景』(読売文学賞)、『浮泛漂蕩』(藤村記念歴程賞)、『言葉について』(現代詩人賞)、伝記『束の間の幻影 銅版画家駒井哲郎の生涯』(読売文学賞)、自伝『私の昭和史』(朝日賞、毎日芸術賞、井上靖文化賞)ほか、著書多数。