ユリイカ2021年12月臨時増刊号 総特集=タロットの世界

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ユリイカ2021年12月臨時増刊号 総特集=タロットの世界

定価2,420円(本体2,200円)

発売日2021年11月1日

ISBN978-4-7917-0409-5

総特集=タロットの世界 鏡リュウジ責任編集

 

はじめに / 鏡リュウジ

❖I Tarot in History

起源と黎明――15 世紀から18 世紀
ルネサンスにおけるタロットの創出――「マンテーニャのタロット」をめぐって / 伊藤博明
「マルセイユのタロット」史 概説 / 夢然堂

神秘への道――18 世紀から19 世紀
フランスのタロティストたち――クール・ド・ジェブランからヴィルトまで / 今野喜和人
エリファス・レヴィにおけるタロット占いの意義 / 武内大

黄金の夜明け――19 世紀末から20 世紀
ライダー・ウェイト・スミス・タロット登場の背景 / 江口之隆
カードの女王――ホロスコープに見るパメラ・コールマン・スミスとライダー・ウエイト版タロット / マギー・ハイド 訳=鏡リュウジ
ケルト十字展開法の解明 / マーカス・カッツ 訳=松田和也
アベイ座のタロット・リーディング / メアリ・K・グリア 訳=松田和也

新時代の霊性を求めて――20 世紀から21世紀
二十世紀前半のロシアにおけるタロットオカルティズム / ロナルド・デッカー、マイケル・ダメット 訳=今野喜和人
タロット・ユング・エラノス / 鏡リュウジ
水瓶座時代のタロットとポップオカルティズム / 伊泉龍一
グラストンベリーのタロット事情 / 河西瑛里子

❖II Tarot in Japan
タロット・カードとともに歩んだ半世紀――タロット・カードを日本に初めて輸入販売した会社の物語 / 佐藤元泰
日本におけるタロットの受容史――澁澤、種村と「タロウかタロットか」論争 / 夢然堂
タロット占いが教えてきたもの――雑誌『マイバースデイ』から読み解く / 橋迫瑞穂

❖対談
タロットに流れるエネルギーの系譜 / 鏡リュウジ+伊泉龍一


❖III Tarot in Art
アレイスター・クロウリー、絵画、及びパレルモ・コレクションの諸作品 / マルコ・パーシ 訳=松田和也
映画における「愚者」 / エミリー・オーガー 訳=伊泉龍一
ケアラケアクア女神オラクルカード / 小田まゆみ

❖インタビュー
タロットを描く / 天野喜孝


❖図版構成
萩尾望都デザインタロットカード


❖IV Tarot in Action
タロットの与えてくれるもの / 暮れの酉
カードとカードの間からこぼれ落ちるもの / ニシー
「占い」の、内なる道徳律。 / 石井ゆかり
思考ツールとしてのタロット / 米光一成

❖V Tarot in Life
『はじめてのタロット』を作った日々 / 荒井良二
タロットカードと僕 / 蒼井翔太
ロンドン・タロット・ツアー / ジェラルディン・バスキン 訳=鏡リュウジ

❖VI Tarot in Perception
占いと知覚 / 千葉雅也

❖ブックガイド
個性派タロット本・ブックガイド MU BOOK information forum 出張版 / 星野太朗


編集後記 / 鏡リュウジ

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【お詫びと訂正】

本文中19ページと20ページの文章の順番が一部入れ替わっていました。文章の正しい順番は、19ページ上段、20ページ上段、20ページ下段、19ページ下段となります。お詫びして訂正いたします。