現代思想2020年3月臨時増刊号 総特集=磯崎新

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現代思想2020年3月臨時増刊号 総特集=磯崎新

定価本体2600円+税

発売日2020年2月6日

ISBN978-4-7917-1393-6

世界的建築家、磯崎新の思考と感性の秘密に迫る。
磯崎氏の仕事はジャンルを超える。建築・都市のデザインのみならず、文化(美術、音楽、映画、演劇)、メディア、政治・経済の歴史と状況を踏まえて、多くの表現や著作を発表してきた。氏の半世紀にわたる作品・出来事・事件について、多くの方々が特別に寄稿。磯崎新の現在に触れる決定版。 

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【目次】

【終焉から暴走へ】
対談 
暴走するアーキテクトの現場―─「アイロニーの終焉」から三四年 / 浅田彰+磯崎新
再録対談
アイロニーの終焉 / 浅田彰+磯崎新
再録
「ポストモダン」は、いつ空虚な記号から抜け出すか / 浅田彰

【二〇一九年の実況中継】
写真
中心がなくなったところを撮ってくれたまえ――二〇一九年の磯崎新 / ホンマタカシ
饒舌なスフィンクス / 浅田彰
孵化過程を経て / ダースレイダー
中国現代建築にとって磯崎新とはいかなる存在か?―─二〇一九年シンポジウムから考える / 市川紘司
プリツカー賞受賞者たちに敬意を表するレセプションに際した演説と、磯崎新からの謝辞/後記 / エマニュエル・マクロン(翻訳=伊藤亮太)+磯崎新

【瓦礫と憑依のアーキテクチュア】
忘れ難き過去より 近より易き未来へ物申す人―─磯崎新に関してのノート / 杉本博司
示現を胚胎させる者 / 赤坂真理
Stand Alone 磯崎新 / 羽藤英二
インタビュー
幻視者としての建築者――3・11以後の列島の〈水位〉 / 椹木野衣(聞き手=松井茂)
カオスモスとしての〈建築〉 / 福嶋亮大
憑依都市―─「間」を転生させる / 安藤礼二
純粋な言語遊戯、それをインテリアと言う / 青木淳

【デミウルゴスの現場】
デミウルゴスのかたり―─磯崎新の土星的仮面劇 / 田中純
デミウルゴスの輪郭線を摑む―─磯崎新をクロード=ニコラ・ルドゥーを通して覗く / 小澤京子

【モニュメントと慰霊】
われ記念碑を建立せり―─「水俣メモリアル」を再考する / 小田原のどか
磯崎新の国民的記念碑 / 立石祥子

【メディア都市のアルケオロジー】
サイバネティクス都市のアルケオロジー / 石田英敬
磯崎新のメディア論的思考―─マクルーハン、環境芸術、大阪万博 / 飯田豊
繰り返し語り、騙られる《コンピューター・エイディド・シティ》をめぐって――一九六八年のテレヴィジョンと幻視者 / 松井茂
磯崎新と見えない技術者 / マシュー・アレン(翻訳=印牧岳彦)
ディスコテクチャー―─建築−社会的探究の身体体制 / イヴァン・ロペス・ムヌエラ(翻訳=印牧岳彦)
再録
電子の迷宮 / 磯崎新(構成=浅田彰)

【アートの現場から】
インタビュー
磯崎さんは事件を起こしたかったのかもしれないね、僕に写真撮らせて(笑) / 篠山紀信(聞き手=松井茂)
裏切り者と英雄のテーマ / 高山明
なぞ(と)かい―─「ザ・パラディアム」と《プロメテオ》のあいだから / 小沼純一
グリッド空間とバイロイトとルイジ・ノーノの墓と―─磯崎新のコンサートホール論 / 岡田暁生
磯崎新と日本の現代音楽―─作曲家一柳慧を中心に / 川崎弘二
「色彩と空間」展から大阪万博まで―─六〇年代美術と建築の接地面 / 伊村靖子
磯崎新の主な著作と四つの函書き / 松井茂

【展覧会の記録】
[磯崎新の謎]展 (構成=印牧岳彦、デザイン協力=鈴木一誌+吉見友希)