BLが開く扉

-変容するアジアのセクシュアリティとジェンダー-

ジェームズ・ウェルカー 編 著

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BLが開く扉

定価2,640円(本体2,400円)

発売日2019年10月25日

ISBN978-4-7917-7225-4

BLは政治的であり個人的だ
BLはアジアでは独自の変容を遂げ、大きな社会的影響力を持っていた。BL分析から見えるアジアの現状と日本の特異性――世界のBL、LGBTQ、マンガ研究の第一人者たちがいま解き明かす。
主な執筆者
ジェームズ・ウェルカー/石田仁/金孝眞/シュウ・ヤンルイ&ヤン・リン/長池一美/藤本由香里/トーマス・ボーディネット/堀あきこ/守如子/ワン・ペイティ

 

『BLが開く扉』における事実誤認について

『BLが開く扉』166p5行目に「溝口が挙げている作品の他にも、この「進化するBL」に属するであろうと思われる人気作品は数多く出版されている。例えば、永井三郎『スメルズライクグリーンスピリット』(ふゅーじょんぷろだくと、二〇一二−一三年)や…」とありますが、溝口彰子氏は『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』(太田出版・2015年)の中で12ページにわたり『スメルズライクグリーンスピリット』を「進化系BL」作品の例として分析されています。
 ここに訂正して、溝口彰子氏および関係各位、読者のみなさまにお詫び申し上げます。