愛を歌え

鈴掛真 著

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愛を歌え

定価1,980円(本体1,800円)

発売日2019年7月23日

ISBN978-4-7917-7192-9

言葉など
いらないとして
くちづけを
する瞬間は
誰しも黙る

どうしようもなくピュアで、かぎりなくセクシー。物語がどこまでも広がっていく、濃密を内包した言葉たち。今を生きる愛の名言が、ここにある。――俵万智

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【目次】

つめたい手
鐘の音が遠のく街で
繋がっている
幸福の形
海より深い

オールタイムベスト1
オールタイムベスト2

神様
春に降る雪
7月のプレリュード
ホテル・クラスカ
王子なんかじゃない
レイニーブルー

オールタイムベスト3
オールタイムベスト4

一夜限りのロードショー
おいしい水
最後のセレナーデ
世界を分かつ
家出少年
ターミナル

オールタイムベスト5
オールタイムベスト6

グッバイ
終わらない歌
平和園からの帰り道
夏の轍
愛が何かを

 

解説 小佐野彈
あとがき

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[著者] 鈴掛真(すずかけ・しん)

歌人。1986年2月28日生まれ。愛知県春日井市出身。東京都在住。名古屋学芸大学メディア造形学部卒業。幼少より絵画、舞台、音楽、ファッションなど、様々な芸術に触れ、大学在学中の2007年、歌人・天野慶の作品に衝撃を受け、短歌を始める。2014年より短歌結社「短歌人」所属。2018年、「つめたい手」で第17回髙瀬賞受賞。2019年よりワタナベエンターテインメント所属。著書に、フォトエッセイ『好きと言えたらよかったのに。』(大和出版、2012年)、エッセイ集『ゲイだけど質問ある?』(講談社、2018年)がある。