子供より古書が大事と思いたい 新・増補新版

鹿島茂 著

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子供より古書が大事と思いたい 新・増補新版

定価本体2200円+税

発売日2019年7月24日

ISBN978-4-7917-7190-5

買うも地獄、買わぬも地獄
達意の文章で綴る、洋古書の魅力とコレクション地獄の恐怖
「知的遊戯の宝庫、パリの古書店巡り」を増補、
古書の匂いさらに色濃く、待望の新版!
講談社エッセイ賞受賞

旧版装幀=高麗隆彦 新版装幀=鈴木一誌
カバー図版:
ドライコット・ホテル(ロンドン)のフロント背面を埋め尽くすまやかしの本棚。
すべて木彫りに塗装したもの。棚の奥行きが異様に浅いのでフェイクとわかる。

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【目次】

はじめに*古書蒐集癖、あるいはパリの悪魔

モロッコ革の匂い
i稀覯本は見つけやすい
ⅱ唾捨書店
ⅲ匂いでわかる
ⅳ掘出し物
ⅴ音がちがう
ⅵオスマン男爵からの贈り物
ⅶ紙で決まる

  間奏曲
  荒木一郎の教訓
  この限りなき悪循環
  古書の値段
  雨降ればいつも土砂降り
  フランス国立図書館にない本
  お客様は人間
  アンチック屋の古本
  愛書家K助教授のクレージーな生活

ⅷ複製芸術の味わい方
ⅸ子供より古書が大事と思いたい
ⅹパリで古本屋に!
ⅺメッサーシュミットも買えるオークション
ⅻ入札はファックスで、受け取りは飛行機で
xiiiクズ本のオークション

アンコール*アール・デコの挿絵本、あるいは絶滅した恐龍
再アンコール*パリ 古書店あんない
再々アンコール*知的遊戯の宝庫、パリの古書店めぐり

あとがき

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[著者] 鹿島茂(かしま・しげる)

一九四九年、横浜市に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、共立女子大学文芸学部教授。専門は19世紀フランスの社会と小説。『馬車が買いたい!』(白水社)で1991年度サントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社)で第12回講談社エッセイ賞、『職業別パリ風俗』(白水社)で第51回読売文学賞を受賞。著書に、『デパートを発明した夫婦』『怪帝ナポレオンⅢ世』『悪女入門 ファムファタル恋愛論』(すべて講談社)『パリのパサージュ』(平凡社)『パリの異邦人』(中央公論新社)など。