現代思想2019年8月号 特集=アインシュタイン

-量子情報・重力波・ブラックホール…生誕140周年-

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現代思想2019年8月号 特集=アインシュタイン

定価本体1400円+税

発売日2019年7月29日

ISBN978-4-7917-1384-4

相対論からブラックホール撮影成功まで…物理学の巨人、生誕140周年記念特集!
2019年4月10日――奇しくもアインシュタイン生誕140周年にあたるこの節目の年に、一般相対性理論に基づき存在を予言されていたブラックホール撮影成功の報が世界中を興奮させた。本特集ではブラックホールや重力波、量子情報などをめぐる最先端の知見から、歴史・哲学・倫理まで多様な観点をもって巨人の足跡を辿り直し、そのアクチュアリティを探る。

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【目次】

 

特集*アインシュタイン――量子情報・重力波・ブラックホール…生誕140周年

 

【討議】
アインシュタインから眺める現代物理学史 / 佐藤文隆+細谷曉夫

【ある物理学者の肖像】
アインシュタインは何をしたか / 江沢洋
アインシュタインを読む / 安孫子誠也

【科学と平和】
「ニコライ=アインシュタイン宣言」を巡って / 池内了
アインシュタインと私 / 小沼通二

【量子力学の問題系】
アインシュタインと量子論 / 筒井泉
アインシュタインと不確定性原理 / 小澤正直
量子力学の完全性をめぐって――EPR論文とアインシュタインによる論文の相違点 / 北島雄一郎

【魅惑する深淵】
ブラックホールを「見たい」という願い / 本間希樹
ブラックホール理論とその周辺 / 真貝寿明
天体観察画像の視覚化における認識論 / 野内玲
ブラックホールは哲学を吸い込むか――相補性からホログラフィック原理へ / 杉尾一
呑み込まれた物語――あるいは語られたブラックホールの歴史 / 麦原遼+宮本道人

【科学史上のアインシュタイン】
像/世界/記号とアインシュタイン――ブラックホールの図像化をめぐって / 田中祐理子
いかにしてアインシュタインは原子論に到ったか / 稲葉肇
アインシュタインをめぐるイメージの諸相 / 古谷紳太郎

【アインシュタインと日本】
反相対論者と学界警察――一九二〇年代初頭、日本科学界の一断面 / 岡本拓司
竹内時男とアインシュタイン / 伊藤憲二

【哲学との接線】
ジルベール・シモンドンの個体化の哲学にみるアインシュタインの影響――特異性‐場の二重分節としての個体化とアラグマティックな関係 / 近藤和敬

 

短期集中連載●『弱くある自由へ』第二版に●第一回
高橋修・上&話を残すこと / 立岩真也

連載●デミウルゴス●第五回
双制(デュアル・システム)(二) / 磯崎新

研究手帖
フィールドワークの中毒性 / 砂野唯