定価1,980円(本体1,800円)
発売日2019年3月23日
ISBN978-4-7917-7155-4
人生が変わるリカバリー
人によって意見の分かれるリカバリーに関するあれこれを、著者は科学とユーモアの力で楽しい読み物にしてくれました。アマチュアもプロもみんなこの本を読めば、「リカバリー」という永遠の課題に対する答えが得られるでしょう。Good to go!
ジェシー・ディギンズ(平昌オリンピック・クロスカントリースキー金メダリスト )
Good to Experience!!
凄く良い本だった。自分自身をより客観的に見ることができた。今まで100マイルを48回走ってきてようやく理解できたことやピンっときたセオリーもある。身体の声に耳を傾ける大切さと自分で得た経験値に勝るものはないという更なる自信にもなった。今後もたくさんの経験を繰り返すことで自分なりのエビデンスを培っていきたい。
井原知一(生涯100マイル100回完走を志すウルトラトレイルランナー)
この本を編集しながら、即実践! その結果、フルマラソンでサブスリー(2時間54分59秒)を達成できました! 一人でも多くのランナーにこの本を読んでいただきたいです。Good to know!
福島舞(編集者・トレイルランナー)
・ドイツスキーチームのオリンピック代表のリカバリードリンクはノンアルコールビール?
・1度も給水無しでボストンマラソンを優勝したアンビー・バーフット
・マクドナルドのチキンナゲットを食べ続け、北京オリンピックで金メダルを取ったウサイン・ボルト
・100マイルレース中にビールを飲んで世界記録を作ったカミア・ヘロン
【目次】
はじめに
第1章 アルコール――ビールはリカバリーに役立つ?
第2章 水分補給――〝喉が渇いてから飲む〟でもパフォーマンスは落ちない?
第3章 栄養補給――〝運動直後の栄養補給のゴールデンタイム〟など存在しない?
第4章 アイシング――患部を冷やすのはリカバリーには逆効果?
第5章 血流――マッサージにパフォーマンス向上効果はない?
第6章 心理的ストレス――瞑想、フローティングのリカバリー効果は?
第7章 睡眠――最強のリカバリーツール?
第8章 サプリメント――効果を裏付けるエビデンスは少ない?
第9章 オーバートレーニング症候群――真面目な選手ほど危ない?
第10章 データ――数えられるものが重要なわけではなく、重要なものが数えられるとも限らない?
第11章 プラシーボ効果――大半のリカバリー手法の効果はプラシーボにすぎない?
結論 身体の声に耳を澄ます
謝辞
訳者あとがき
注
[著者] クリスティー・アシュワンデン(Christie Aschwanden)
FiveThirtyEightのサイエンスライター、The Washington postの健康コラムニスト。 The New York Times, Runner's World, Bicycling など多くの雑誌に寄稿。 2012年, Runner's Worldの記事 ""Beer Run!"" (走った後の一杯は、疲労回復に効くのか?) が、 本書を書くきっかけに。 プロのノルディックスキーチームに所属した経験があるほか、趣味でトレイルランニング、ランニング、自転車などを楽しむ根っからのアスリート。
[訳者] 児島修(こじま・おさむ)
英日翻訳家『良いトレーニング、無駄なトレーニング 科学が教える新常識』(草思社)、『心を整えるランニング』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか、 ツール・ド・フランスや自転車関係の訳書多数。