ブラック化する教育 2014-2018

大内裕和 著

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ブラック化する教育 2014-2018

定価1,980円(本体1,800円)

発売日2018年12月18日

ISBN978-4-7917-7125-7

疲弊する現場、「自己責任」のリアル、政策の不条理…
暗いトンネルのような2010年代。新自由主義と国家主義が猖獗をきわめる教育現場の「いま」と、そこにいたるまでの系譜をたどる。果たして希望はあるのか? 私たちが直面している社会のリアルを乗り越える。

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【目次】

はじめに

第1章「教育再生」の再生のために
×斎藤貴男×佐藤学

第2章「受益者負担の論理」を超えるために
×宇都宮健児

第3章「教育の病」から見えるブラック化した学校現場
×内田良

第4章「日常の戦争化」に抗する
×斎藤美奈子

おわりに

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[著者] 大内裕和(おおうち・ひろかず)

1967年神奈川県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程をへて、現在は中京大学国際教養学部教授。専門は教育学・教育社会学。奨学金問題対策全国会議共同代表。2013年に「学生を尊重しないアルバイト」のことを「ブラックバイト」と名づけて、社会問題として提起する。主な著書に『奨学金が日本を滅ぼす』(朝日新書、2017年)、『ブラックバイトに騙されるな!』(集英社、2016年)、『ブラック化する教育』(青土社、2015年)、『「全身○(マル)活」時代』(共著、青土社、2014年)などがある。