定価2,530円(本体2,300円)
発売日2018年12月20日
ISBN978-4-7917-7127-1
酒に呑まれた人類史
石器時代から人は酒を飲んできた。シュメール人や古代エジプト人は何を飲んでいたのか。ギリシア人とローマ人とヴァイキングたちの宴とはどのようなものだったのか。蒸留酒があたえた衝撃とは。古代中国やイスラム圏、さらにロシア、オーストラリア、中米にいたるまで、酔っぱらいたちをめぐる人類史。
【目次】
イントロダクション
1 進化
2 飲酒前史
3 シュメールのバー
4 古代エジプト
5 ギリシアの饗宴
6 古代中国の飲酒
7 聖書
8 ローマの饗宴
9 暗黒時代
10 イスラムの飲酒
11 ヴァイキングの宴
12 中世のエールハウス
13 アステカ
14 ジン狂い時代
15 オーストラリア
16 ワイルド・ウエスト・サルーン
17 ロシア
18 禁酒法
エピローグ
謝辞
参考文献
訳者あとがき
索引
[著者] マーク・フォーサイズ(Mark Forsyth)
1977年ロンドン生まれ。サンデー・タイムズベストセラー1位になったTHE ETYMOLOGICONの著者で、その博覧強記ぶりで知られる。"What's a snollygoster?"と題されたTED Talkは50万ビューを記録している。
[訳者] 篠儀直子(しのぎ・なおこ)
翻訳者。訳書にF・アステア『フレッド・アステア自伝』、G・ワイゼンフェルド『関東大震災の想像力』、N・G・カー『ネット・バカ』(いずれも青土社)など多数。