ゲノム編集と細胞政治の誕生

粥川準二 著

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ゲノム編集と細胞政治の誕生

定価本体2200円+税

発売日2018年5月25日

ISBN978-4-7917-7073-1

〈iPS細胞〉と〈ゲノム編集〉の時代に、本当に必要な生命倫理とは?
細胞生物学者たちが「倫理規制」に積極的で、生命倫理学者たちが「規制緩和」に積極的に見える「奇妙なねじれ」、その裏に見え隠れしている思惑とは何か。偶発的な「動物のヒト化」など、人間と非‐人間のあいだに横たわるグレーゾーンの増大と、いままさに引かれようとしている新たな「生の線引き」に対して、私たちに何ができるのか。

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【目次】

序 章 細胞政治の誕生――HeLa細胞とヘンリエッタ・ラックス

第Ⅰ部 人工細胞と人間のインタラクション
第1章 iPS細胞には倫理的な問題はない……か?
第2章 STAP細胞事件が忘却させたこと
第3章 一四日ルール再訪?――ヒト胚研究の倫理的条件をめぐって

第Ⅱ部 ゲノム編集時代のエチカ
第4章 奇妙なねじれ――〝人間での生殖細胞系ゲノム編集〟をめぐる賛否両論から
第5章 生殖細胞系ゲノム編集とメディカルツーリズム
第6章 国境を越える〈リスクの外注〉――ミトコンドリア置換を一例として
 


ブックガイド
あとがき
索引

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[著者] 粥川準二(かゆかわ じゅんじ)

1969年生まれ、愛知県出身。「サイエンスライター」を名乗ることが多いが、「社会学者」や「ジャーナリスト」と呼ばれることも。著書『バイオ化する社会』(青土社)など、共著書『生命倫理とは何か』(市野川容孝編、平凡社)など、監修書『曝された生 チェノルブイリ後の生物学的市民』(アドリアナ・ペトリーナ著、森本麻衣子ほか訳、人文書院)。日本大学、明治学院大学、国士舘大学非常勤講師。博士(社会学)。