マヤ探検記 下

-人類史を書きかえた偉大なる冒険-

ウィリアム・カールセン 著,森夏樹 訳

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マヤ探検記 下

定価3,080円(本体2,800円)

発売日2018年4月24日

ISBN978-4-7917-7061-8

人類史を刷新した旅の全貌、二人の冒険家の物語
密林のジャングルで彼らが見たのは、誰も想像すらしていなかった高度な文明の痕跡だった――。コパン、キリグア、パレンケ、ティカル、ウシュマエル、チチェン・イッツァ、トゥルム……。歴史を刷新するほどの成果をあげて旅を終えた二人の冒険家は、歩みを止めることなくさらなる遠大な夢へと突き進む。激動の19世紀、ゴールドラッシュ直前の熱く揺れ動くアメリカ大陸で、アメリカ考古学を創始した二人の波乱に満ちた人生の行き着く先とは。『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー。

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【目次】

Ⅲ 考古学
12 過去への旅 
13 パレンケ       
14 ウシュマル 
15 「すばらしい」
16 ユカタン
17 ロンドン
18 発見
19 チチェン・イッツァ
20 トゥルム
21 故郷

マヤ人

Ⅳ 友人たち 
22 古代遺跡の景観
23 蒸気
24 パナマ
25 地峡横断 
26 ふたたびいっしょに
27 行方不明者 

エピローグ

謝辞
参考文献
原注
訳者あとがき
索引

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[著者] ウィリアム・カールセン(William Carlsen)

作家。カリフォルニア大学バークレー校を卒業(修辞学専攻)。『サンフランシスコ・クロニクル』紙のレポーター(取材記者)を20年間務める。その間、1999年にピューリュツァー賞の「解説報道部門」でファイナリストとなる。『ニューヨーク・タイムズ』紙にも記事を送り、カリフォルニア大学バークレー校ではジャーナリズムを教えた。本書は第1作。妻とともにアンティグア・グアテマラに長年逗留し、調査取材した。現在は2人でカリフォルニア州ソノマ郡に住む。

[訳者] 森夏樹(もり なつ)

翻訳家。訳書にT・ケイヒル『ギリシア人が来た道』、 R・L・フォックス『アレクサンドロス大王』、G・J・ライリー『神の河 キリスト教起源史』、Ch・ウッドワード『廃墟論』、J・ターク『縄文人は太平洋を渡ったか』、W・クラッセン『ユダの謎解き』、R・タトロー『バッハの暗号』、S・C・グウィン『史上最強のインディアン コマンチ族の興亡』、M・アダムス『マチュピチュ探検記』、『アトランティスへの旅』、S・ミズン『渇きの考古学』、M・ブラウディング『古地図に憑かれた男』、R・カーソン『海賊船ハンター』、(以上、青土社)、Tジャット『記憶の山荘■私の戦後史』(みすず書房)、Ph・ジャカン『アメリカ・インディアン』(創元社)ほか。