定価3,520円(本体3,200円)
発売日2018年3月20日
ISBN978-4-7917-7046-5
人類による新たな地質年代
人類の活動は、もはや後戻りができない一線を超えて地球を変えてしまった。完新世につづく、我々の新たな生存の条件<人新世>とは何か。その全貌を明らかにする。
【目次】
はしがき
序言
第一部 その名称は人新世とする
第一章 人為起源の地質革命
第二章 ガイアと共に考える:環境学的人文学へ向けて
第二部 地球のために語り、人類を導く:人新世の地球官僚的な大きな語りを阻止する
第三章 クリオ、地球、そして人間中心主義者
第四章 知識人とアントロポス:人新世、あるいは寡頭政治新世
第三部 人新世のための歴史とはいかなるものか
第五章 熱新世:二酸化炭素の政治史
第六章 死新世:力と環境破壊
第七章 貪食新世:地球を消費する
第八章 賢慮新世:環境学的再帰性の文法
第九章 無知新世:自然の外部化と世界の経済化
第一〇章 資本新世:地球システムと世界システムの結合した歴史
第一一章 論争新世:人新世的な活動に対する一七五〇年以来の抗議運動
結論 人新世を生き延び、生きること
註
訳者あとがき
人名索引
[著者] クリストフ・ボヌイユ(Christophe Bonneuil)
フランス国立科学研究センター研究員。専門は科学技術史・環境史。フランスの科学技術史研究を牽引するアレクサンドル・コイレ・センターに所属。パリの社会科学高等研究院で教鞭をとる。2013年からスイユ社の「人新世」コレクションを主宰。
[著者] ジャン⁼バティスト・フレソズ(Jean-Baptiste Fressoz)
フランス国立科学研究センター研究員。専門は科学技術史・環境史。アレクサンドル・コイレ・センターに所属。パリの社会科学高等研究院で教鞭をとる。
[訳者] 野坂しおり(のさか・しおり)
神戸大学国際文化学部卒。パリの社会科学高等研究院・修士課程修了。現在は同博士課程に在籍。専門は科学技術史・生物学史。