広松渉 著
定価3,417円(本体3,107円)
発売日1991年12月
ISBN4-7917-5161-2
現象学は社会科学にとってどこまで有効か―。社会学を現象学によっ基礎づけ、現代社会学に道を拓いたA・シュッツの主著を厳密に分析、独自の社会行為論の展開をさぐる。本書によって初めてウェーバーへのスタンスを示した著者自身の、新境地を告げる渾身の論攻。