定価1,980円(本体1,800円)
発売日2017年8月25日
ISBN978-4-7917-7008-3
気鋭の詩人・最果タヒ、初の対談集!
わたしたちは人間という小さな存在のまま、大きな恐竜を背負うように暮らしている。それが心強いこともあるけれど、痛みを伴うこともある。
【目次】
まえがき
松本隆
紙にのせることば、音にのせることば
大森靖子
ミラー/レンズになりたい。
二階堂ふみ
「わからない」を肯定する
青柳いづみ
身体と文字のあわいで
谷川俊太郎
詩になるとき、詩が広がるとき
穂村弘
ささやかな人生と不自由なことば
石黒正数
右投げと左投げのキャッチボール
志磨遼平
平凡、あるいは詩とロックの日常言語
あとがき
[著者] 最果タヒ(さいはて・たひ)
1986年生まれ。2004年、インターネット上で詩作を始める。2008年『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。2015年、『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞を受賞。詩集に『空が分裂する』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』。小説に『星か獣になる季節』『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。』『渦森今日子は宇宙に期待しない。』『少女ABCDEFGHIJKLMN』などがある。2017年7月、最新詩集『愛の縫い目はここ』を発表。