ストーカーの時代

ブラン・ニコル 著,内藤憲吾 訳

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ストーカーの時代

定価1,980円(本体1,800円)

発売日2017年5月25日

ISBN978-4-7917-6996-4

身勝手なナルシズム、恋愛妄想、幻想への憑依・…
おぞましくも邪悪な行動に走るストーカー。インターネット、TVバラエティからたちまち炎上する社会現象の核心を、ミステリー・映画・犯罪心理学・精神分析・カルチュラルスタディーズなど多角的に分析する。時代の気分の奥深くに蔓延する恐怖そして欲望を浮上させる異色の現代文化論。

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【目次】

はじめに
 


――
ストーキングとは何か?
法の定義と心理学の定義
「ナルシシスティックなつながり幻想」
ストーキングの犠牲者
ストーキングという言葉の意味するもの
 


―――
現代文化におけるストーキング
あなたの大ファン
典型的なストーカー
社会の法律の脆さ
有名人文化とナルシシズム
ストーキングとポストモダン
 


―――
ストーカーになる
一九世紀の都市のストーカー
フラヌール
フラヌールから探偵へ
 


―――
ストーキングと愛
エトロマニア(恋愛妄想)
「ロマンティックな愛」とストーキング
ストーキングと誘惑
愛(とその他の妄想)



―――
ストーキングと道徳
あなたの親しい隣人のストーカー
ストーカーと同一視する
最後の少女と宿命の女
ストーキングの意味


原注/資料
訳者あとがき

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[著者] ブラン・ニコル(Bran Nicol)

イギリス、サリー大学教授。ポストモダン文学、現代文化、犯罪小説、映画論を講ずる。著書に『プライベート・アイ―映画の探偵』(2013)ほか。

[訳者] 内藤憲吾(ないとう・けんご)

1951年生まれ。訳書に、『「盗まれた世界の名画」美術館』『写真の読み方』ほか。編著に『澁澤龍彦の古都巡礼』。著書に、『お稲荷さんと霊能者』。