生物圏の形而上学

-宇宙・ヒト・微生物-

長沼毅 著

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生物圏の形而上学

定価2,200円(本体2,000円)

発売日2017年5月24日

ISBN978-4-7917-6993-3

宇宙はなぜ〈果てない〉のか、ヒトはなぜ〈考える〉のか、微生物はなぜ〈小さい〉のか――
分野を横断し、時制を越境して、生きものの可能性をラディカルに照らす、生物学界の「風雲児」長沼毅の集大成。

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【目次】

はじめに
 

第1章 生物圏からメタ生物圏へ
 

第2章 「生命とは何か?」を宇宙に問う。
 

第3章 火星に生きものはいるか?
 

第4章 水の世紀の〈戦争と平和〉
 

第5章 世界をやりなおしても「考えるヒト」は生まれるか?
 

第6章 プレ・ヒューマンの形而上学


第7章 南極の微生物――モノ湖とエウロパをつなぐ旅
 

第8章 富士山――コスモポリタンの漂泊地
 

第9章 微生物はなぜ小さいのか?
 

第10章 どんなものでも、どこにでも

あとがき
初出
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[著者] 長沼毅 (ながぬま たけし)

1961年、人間初の宇宙飛行の日に生まれる。南極、北極、砂漠、深海へと、冒険と探求をやめない生物学者。現在、広島大学大学院生物圏科学研究科教授。主な著書に『世界をやりなおしても生命は生まれるか?』(朝日出版社)、『深海生物学への招待』(幻冬舎文庫)、『ゼロからはじめる生命のトリセツ』(角川文庫)などがある。