臨床哲学対話 いのちの臨床

-木村敏対談集 1-

木村敏 著

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臨床哲学対話 いのちの臨床

定価3,190円(本体2,900円)

発売日2017年3月21日

ISBN978-4-7917-6976-6

中井久夫 武満徹 安永浩 河合俊雄 鎌田東二 西村ユミ べてるの家・・・・・・
「臨床」のエキスパートたちとの対話を通して明らかにされる臨床哲学の妙味。著者初の対談集、待望の刊行。

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【目次】
 

1 当事者ならわかる、木村。――べてる meets 木村敏
×向谷地生良×西坂自然×清水里香×宮西勝子×山根耕平
 

2 看護ケアと臨床哲学
×西村ユミ
 

3 統合失調症と自閉症の現象学
×村上靖彦
 

4 間――人間存在の核心
×武満徹
 

5 治療と理論のあいだで――精神分裂病をめぐる三角測量
×安永浩×中井久夫(司会:内海健)
 

6 変化するこころ、変化しないこころ
×河合俊雄×鎌田東二×畑中千紘
 

7 精神病理学とオートポイエーシス
×花村誠一
 

8 木村敏先生をお訪ねして――日本の精神病理・回顧と展望
×鈴木茂×深尾憲二朗
 

あとがき
 

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[著者] 木村敏(きむら びん)

1931年生まれ。京都大学名誉教授、河合文化教育研究所主任研究員・所長。精神病理学。著書に『あいだと生命』(創元社)、『新編 分裂病の現象学』(ちくま学芸文庫)、『精神医学から臨床哲学へ』(ミネルヴァ書房)、『生命のかたち/かたちの生命』(青土社)、『時間と自己』(中公新書)など。