ユリイカ2017年4月臨時増刊号 総特集=縄文 JOMON

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ユリイカ2017年4月臨時増刊号 総特集=縄文 JOMON

定価2,090円(本体1,900円)

発売日2017年3月20日

ISBN978-4-7917-0326-5

■essay
ハンガリアン土偶とガラス越しの祝祭 / 土取利行
縄文時代のかおり / 日和聡子
大正時代にフランスで洞窟壁画を見た「史前学」者・大山柏、そして画家・藤田嗣治 / 五十嵐ジャンヌ
古代人を侮るな! / 松田行正
縄文と民俗の交差点――八ヶ岳山麓の「辻」をめぐりながら / 畑中章宏

■詩
シ――縄文 / 吉増剛造
縄文連禱 / 宗左近

■狩猟民族社会
縄文論序説――渡辺 仁の狩猟民族社会論をめぐって / 安藤礼二
海民・アイヌ・南島――境界に残存する「縄文」をめぐって / 瀬川拓郎
死者の行方――縄文人の死生観と現代 / 山田康弘

■普遍と固有
縄文はやがて終焉を迎える / 赤坂憲雄

■縄文農耕
圧痕法が明かす縄文人の食と心 / 小畑弘己
縄文農耕論の今 / 佐藤洋一郎

■神話
古事記神話にみる縄文的世界 / 三浦佑之
縄文神話について / 川村湊
地母神信仰と縄文人 / 吉田敦彦

■先駆者・岡本太郎
器と骨――召喚される縄文 / 伊藤俊治
火焔土器の迷宮――断ち切られたもう一つの「岡本太郎」 / 石井匠
縄文の文様――復元される声 / 柏木博

■かたちと触覚
経験としての縄文土器 破片から人格へ / 港千尋
先史のかたちと対話する / 五十嵐太郎+東北大学大学院五十嵐研究室

■表象文化
「女神土偶」と生成のコスモゴニー――縄文・古ヨーロッパ・ケルトを貫く文様表象 / 鶴岡真弓
森の民、旅の民、そして現代芸術――シュルレアリスムと縄文 / 巖谷國士

■骨と土
縄文人の骨 / 谷畑美帆
土から見た縄文文化 / 山野井徹

■海外からの視座
縄文に魅せられて――国際的な観点から / サイモン・ケイナー(久保儀明=訳)

■visual
縄文の人びと / 安芸早穂子
鵜を抱く少女の埋葬 / 諸星大二郎
縄文の光と影 / 港千尋