現代思想2016年11月臨時増刊号 総特集=木村敏

-臨床哲学のゆくえ-

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現代思想2016年11月臨時増刊号 総特集=木村敏

定価2,420円(本体2,200円)

発売日2016年10月11日

ISBN978-4-7917-1331-8

■討議
臨床哲学/芸術の中動態 / 木村 敏+森田亜紀
 

■エッセイ
垂直の深さ/水平の深さ / 鷲田清一
哲学者・木村敏から学んだこと / 野家啓一
 

■討議
存在・時間・生命 木村敏との対話 / 内海 健+檜垣立哉
 

■臨床
▽精神病理学
激烈な非難と無際限の楽観 木村敏と科学 / 深尾憲二朗
合奏と雑音木村の「集団主体性」をめぐる一試論 / 岡 一太郎
〈死〉の精神病理学 / 野間俊一
▽精神分析
渦と跛行 生命論的差異を巡って / 十川幸司
▽看護学
看護師の志向性とともに患者に出会う フィールドワーカーの経験 / 西村ユミ
▽当事者研究
当事者だからわかる木村敏 / 向谷地生良
 

■哲学
▽人間学
医学的人間学と臨床哲学との〈あいだ〉 ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼカーと木村敏 / 丸橋 裕
生と死のあいだ 臨床哲学と医学的人間学 / 加國尚志
▽現象学
あいだであう 生命の実在? / 谷 徹
共生の技法としての「あいだ」 虐待渦中にある親の回復プログラムを例に / 村上靖彦
自己と共同体の〈あいだ〉 木村敏とミシェル・アンリ / 川瀬雅也
▽現代思想
真理の探究における同伴者 木村敏の離人症論に寄せて / 小泉義之
「取り返しのつかなさ」と時間性 「ハイデガー、木村敏、アーレント」覚え書 / 森 一郎
木村敏と中井久夫 臨床とイントラ・フェストゥム / 檜垣立哉