現代思想2008年5月号 特集=アントニオ・ネグリ

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現代思想2008年5月号 特集=アントニオ・ネグリ

定価1,430円(本体1,300円)

発売日2008年5月

ISBN978-4-7917-1179-6

■連載――日本を問い直す 第4回
  台湾に学ぶ / 川田順造

■連載――通天閣 第5回
  王将 阪田三吉と 「ディープサウス」 の誕生(2) 夕陽ケ丘の将棋指し / 酒井隆史

■連載――家族・性・市場 第32回
  有限でもあるから控えることについて 4 / 立岩真也

特集=アントニオ・ネグリ  

【テクスト】
芸術と非物質的労働へのアプローチ / アントニオ・ネグリ (訳=木幡和枝)

【ネグリ】
コモン/レヴォリューション ネグリが言いたかったこと / 市田良彦
ネグリを読むことの意味 インスパイアー・ザ・ネクスト / 姜尚中

【討議】
マルチチュードからコモンへ ――貧・戦・共
 / 阿部小涼+鵜飼哲+小田マサノリ+海妻径子+平井玄+山口素明

【コモン】
陶磁器の鳴るかすかな響き 非正規アーティストたちの芸術=行動アート・アクティヴィズムのために / 平井玄
芸術と政治の出会い(そこない) / 毛利嘉孝

【芸術】
極東のアウトノミストの娘たち / 松本麻里
〈共〉は身体化しうるか 形而上学を超えて / 杉村昌昭
〈共〉の未来 『ミラノの奇蹟』 とレントの技法への抵抗 / 水嶋一憲

【マルチチュード】
触覚性マルチチュード / 河本英夫
マルチチュード/暴力/ジェンダー / 竹村和子
「国家的なるもの」 の再考 ネグリがスピノザからオミットする箇所をめぐって / 浅野俊哉

【帝国】
トニ・ネグリとフランスのオルターグローバリゼーション諸潮流 / 重光哲明
大学のネグリ、サミット体制のネグリ / 白石嘉治
〈帝国〉の岬 再領土化される帝国主義的突端=縁から / 新城郁夫
IWW・『〈帝国〉』・アメリカニズム アメリカ型サンディカリズムと自由主義の社会的構成 / 木下ちがや

【生政治】
包摂から捕獲へ ノート / 長原豊
危機の言語 / 入江公康
生政治から統治と啓蒙へ ネグリとフーコーの生政治概念に関する覚書 / 箱田徹
ミラクル・ドラッグ 哲学者の亡命と帰還 / 松本潤一郎

■研究手帖
  GIDID / 吉野靫