エリック・バトラー 著,松田和也 訳
定価2,640円(本体2,400円)
発売日2016年5月
ISBN978-4-7917-6930-8
ヴァンパイアはどのように描かれてきたのか。系譜から、吸血鬼の正体に迫る。 一七二五年、セルビアの医者フロムバルトが王への報告書に史上はじめてある怪物の名を記した――その名は「ヴァンパイア」。伝承、文学、映画、ジャーナリズム、政治、音楽……あらゆるジャンルで、三〇〇年あまりたったいまでも、その姿を変えながら幾度も私たちの目の前に甦る「吸血鬼」のイメージのすべて。