現代思想1997年12月臨時増刊号 総特集=ユーゴスラヴィア解体

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
  • Google+でシェア
現代思想1997年12月臨時増刊号 総特集=ユーゴスラヴィア解体

定価1,361円(本体1,238円)

発売日1997年12月

ISBN978-4-7917-1025-6

【イントロダクション】
ユーゴ内戦とはなんだったのか / 柴宜弘+小沢弘明 [聞き手=岩崎稔]

【記憶と忘却】
榴弾片と書物 / ドゥブラヴカ・ウグレシッチ (訳=瀧口みほ)
カフェ・ヨーロッパ / スラヴェンカ・ドラクリッチ (訳=長場真砂子)
ボスニア、あるいはわたしたちにとってヨーロッパとは何か
 / スラヴェンカ・ドラクリッチ (訳=長場真砂子)
分子市民記憶戦争 / 港千尋
旧ユーゴの戦争と出来事の否認 / 岩崎稔

【暴力】
ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける戦争 / マリー=ヤニネ・ツァリツ (訳=玉川裕子)
Embodied Politics 暴力の正しい名について / 田崎英明

【記憶のトポス】
サラエヴォ・コラージュ / 編・訳=古川高子+藤井欣子+高橋明史
三人の少年 / イヴォ・アンドリッチ (訳=山崎佳代子)
サライェヴォ、ある内在的都市の肖像 / ジェヴァド・カラハサン (訳=長場真砂子)

【民族と宗教】
自決の主体をめぐって / 小沢弘明
ユーゴ内戦と宗教 バルカンにおける民族主義と宗教意識 / 佐原徹哉
サラエヴォからエルサレムへ 東方スファラディー的文化地域の終焉と再生 / 臼杵陽

【ユーゴの現在】
愚か者と死体だけ 旧ユーゴの事例にみる歴史的無意味さの復活
 / ヴィェラン・カトゥナリッチ (訳=柳田美映子)
パラレル・ワールド NGO : 市民活動の場の設置 / オブラド・サヴィッチ (訳=清水美穂)
東ヨーロッパのスペクトル / マリーナ・グリジニッチ [聞き手=上野俊哉] (訳=宮地裕美子)

【トライブ】
内戦下のテクノ・トライブ / ベンヤミン・ペラソヴィッチ (訳=上野俊哉)

Babylon Revisited インディペンデント・メディアとアーバン・トライブ / 上野俊哉