定価1,361円(本体1,238円)
発売日1999年10月
ISBN978-4-7917-1051-5
■連載――私の一宮巡詣記 第13回
鳥の飛来と軍事の神 伊雑・大鳥・建部 / 大林太良
■歩行と思索
プログラムをユーザ責任にせよ / 岩谷宏
■特別掲載
教育的まなざしの誕生 / 鈴木晶子
極限としてのヨーロッパ / アブデルワッハーブ・メッデーブ (訳=鵜飼哲)
特集=「安全」とは何か
【詩】
うろうろしようや / 究極Q太郎
【討議】
安全性をめぐって / 村上陽一郎+市野川容孝
【セキュリティ】
〈セキュリティ〉の上昇 現代都市における〈隔離〉の諸相 / 酒井隆史
要塞都市ロスアンゼルス 都市空間の軍事化 / マイク・デイヴィス (訳=日比野啓)
【資本とセキュリティ】
ポスト規律社会と予防テクノロジー / 渋谷望
消費時代のよそもの 福祉国家から監獄へ / ジグムント・バウマン (訳=入江公康)
透明な労働者 / デイヴィッド・ライアン (訳=挽地康彦)
【盗聴】
監視と自由 / 小倉利丸
通信傍受法時代の 「盗聴」 / 崎山伸夫
【監視】
安全性の専制 都市空間のセキュリティと警察的管理ポリシング / 毛利嘉孝
監視の技術 証拠物件としての写真 / ジョン・タッグ (訳=福住廉)
【安全保障】
社会的、政治的暴力を国際的に犯罪化すること / マイケル・ディロン (訳=澤里岳史)
安全は国家のものか 予防対抗暴力と抵抗権 / 松葉祥一
■研究手帖
ビジネス・アズ・ユージュアル / 古谷嘉章