定価1,361円(本体1,238円)
発売日2002年8月
ISBN978-4-7917-1094-2
■連載――イメージと力 第6回
メタファーの壷 3 / 港千尋
■新連載――ザッハー=マゾッホ 淘汰と涅槃のエロチカ 第1回
増殖する言説 1 / 平野嘉彦
■特別掲載
群島としてのヨーロッパ / マッシモ・カッチャーリ (訳=八十田博人)
■特別掲載
「反世界」の大道芸 / 足立正生+平岡正明
特集=ドゥルーズの哲学
【討議】
ドゥルーズの哲学 / 宇野邦一+田崎英明
【内在】
絶対的内在 / ジョルジョ・アガンベン (訳=多賀健太郎)
ドゥルーズ、潜在の哲学 / エリック・アリエズ (訳=長友文史)
“力”の無神論 初期ドゥルーズにおけるスピノザとニーチェの同一性の基盤 / 大崎晴美
〈反‐実現〉論の前哨 或る反時代的なアダムのために / 江川隆男
【権力】
国家と思考 / 宇野邦一 (訳=佐々木泰幸)
資本と労働の吃音 資本蓄積についての「実験」的序論 / 長原豊
【インタヴュー】
ルーザーたちの映画 ドゥルーズ、アメリカ映画、そして革命
/ ダビィッド・ラプージャッド (聞き手・訳=廣瀬純)
【主体】
モグラの巣穴からヘビのうねりへ 管理社会と解体された〈主体〉 / 松葉祥一
ドゥルーズ的主体とはなにか / 大塚直子
【生成】
少女――中間的なものへの感受性 / 澤野雅樹
ドゥルーズ哲学の生成 1945-1969 / 鈴木泉
追悼機械とひきこもり / 矢部史郎
■連載――インターネットの思想 第4回
知的装置としてのコンピュータとハイパーテキスト / 脇英世
■先端医療
生存の争い 医療の現代史のために 4 / 立岩真也
■研究手帖
文化のかたまり / 河田明久