現代思想2005年12月号 特集=1990年代論

-規律から管理へ-

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現代思想2005年12月号 特集=1990年代論

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2005年12月

ISBN978-4-7917-1143-7

■連載――家族・性・市場 第3回
  労働を買う側は利益を得ていない (続) / 立岩真也

■連載――ニューヨーク列伝 第13回
  ハーレム 「運動体」 論 ハーレム・ブロンクス伝 2 / 高祖岩三郎

特集=1990年代論 規律から管理へ

【構造】
鋳造と転調 / 酒井隆史
「構造改革」 政治時代の幕開け 政治改革から軍事大国化・新自由主義へ / 渡辺治

【心情】
一九九五年〈から/へ〉の呼び声 / 倉数茂
「戦後」 と 「戦中」 の間 自己史的九〇年代論 / 道場親信

【対抗】
九〇年代を切断する パラマーケット論からダンボール・ペインティングへ / 平井玄
対抗的九〇年代 / 毛利嘉孝

【世界】
鼓動する 「オルター・グローバリゼーション」 「社会」 的ヨーロッパとラテン・アメリカの変貌 / 三宅芳夫
アナーキカル・ガバナンス 倫理の跛行的グローバリゼーション / 土佐弘之
時代の要請と中国人文思想の再出発 / 賀照田 (訳=鈴木将久)

【社会】
社会には窓があってもゴミ箱がない / 山の手緑
九〇年代という臨死体験 / 五所純子

■研究手帖
  包囲網から漏れ出るもの / 本山謙二

■現代思想2005年 総目次