現代思想2006年6月号 特集=アガンベン

-剥き出しの生-

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現代思想2006年6月号 特集=アガンベン

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2006年6月

ISBN978-4-7917-1150-5

■連載――家族・性・市場 第9回
  労働について これからの予定 / 立岩真也

■連載――ニューヨーク烈伝 第19回
  Anarchy, Autonomy, Art 現代ニューヨーク・アクティビズムの理論的諸相 / 高祖岩三郎

特集=アガンベン 剥き出しの生

【閾】
口中の闇あるいは罪と恥辱について / 辺見庸

【討議】
言語と時の〈閾〉 / 上村忠男+田崎英明

【対話】
生、作者なき芸術作品 アガンベンとの対話 / ジョルジョ・アガンベン+ウルリヒ・ラウルフ (訳=長原豊)

【テクスト】
思考の終わり / ジョルジョ・アガンベン (訳=高桑和巳)
もの自体 / ジョルジョ・アガンベン (訳=高桑和巳)
記憶の及ばない像 / ジョルジョ・アガンベン (訳=高桑和巳)
装置ディスポジティフとは何か? / ジョルジョ・アガンベン (訳=高桑和巳)

【剥き出しの生】
法/権利の救出 ベンヤミン再読 / 市野川容孝
《裸の》生 イチジクの葉の下はアダマの塵 / 柿本昭人

【例外状態】
隠し彫りの刺青 「瑕疵」 の存在論のためのレジュメ / 長原豊
歴史の終焉と政治の変容 冷戦下のカール・シュミット・サークルにおける世界内戦論 / 大竹弘二

【残りの時】
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの時間 / 高桑和巳
マイナーと福音 〈階級〉を構成する〈委員会〉の思考 / 松本潤一郎

【潜勢力】
死と身振り / 鴻英良
遊隙の思考 アガンベンにおける無為と共同 / 多賀健太郎
無能ノート アガンベン、荒木飛呂彦、セン / 杉田俊介

■研究手帖
  「生存の美学」の此岸で / 佐々木中