現代思想2006年3月号 特集=メディアは誰のものか

-NHK問題-

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現代思想2006年3月号 特集=メディアは誰のものか

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2006年3月

ISBN978-4-7917-1147-5

■連載――家族・性・市場 第6回
  専業主婦体制 2 /立岩真也

■連載――ニューヨーク列伝 第16回
  想像の世界共同体ブルックリン自転車回遊 / 高祖岩三郎

特集=メディアは誰のものか NHK問題

【討議】
戦後史と放送の公共性 /  松田浩+吉見俊哉

【インタヴュー】
テレビの引け目と優越感を超えて / 吉岡忍
放送の公共性という大いなる幻影 / 森達也

【メディアの公共性】
日本的新自由主義に脅かされるメディアの公共性 / 桂敬一
自縛するマス・メディア 「NHK・ETV事件」 のリフレーミングと脱 「公共」 論のススメ / 坂上香
二〇〇五、九・一一とマス・メディア / 小森陽一

【NHK問題】
公共放送における受信料制度の意義 / 醍醐聰
放送の 「公平・公正」 をどう確保するのか
 自己完結型公平・公正から参加型公平・公正へ / 大石泰彦
BBCにみる放送の公共性と市民社会 / 門奈直樹
公共放送の視聴者への “約束” 日独の比較を通じて / 石川明
コミュニケーション資源を市民社会へ / 津田正夫

【オルタナティヴ・メディア】
変容するメディアとアラブ政治 / 臼杵陽
インターネットとメディアの公共性 黄禹錫現象から見る世論と政治 / 玄武岩
共同体メディア運動と 「ボリーバル革命」 「Telesur」 開局に際して / 廣瀬純
身体が覚えている音 / 本山謙二
韓国ドラマ 『モレシゲ(砂時計)』 と朝鮮学校出身者 三八六世代との同型性をめぐって / 韓東賢

■研究手帖
  中国認識の試練 / 鈴木将久