現代思想2008年10月号 特集=裁判員制度

-死刑を下すのは誰か-

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現代思想2008年10月号 特集=裁判員制度

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2008年10月

ISBN978-4-7917-1187-1

■連載――日本を問い直す 第9回
  国家を見据え、だが国家を超えて / 川田順造

■連載――家族・性・市場 第36回
  半分の要約 1 / 立岩真也

特集=裁判員制度 死刑を下すのは誰か

【討議】
刑事司法の死の淵から / 安田好弘+森達也

【裁判員制度】
あるべき 「司法への国民参加」 とは 裁判員制度についていま何をどう議論すべきか / 小田中聰樹
司法制度改革における 「法の支配」 と 「国民の司法参加」 / 今関源成

【被害者参加制度】
刑事裁判における被害者の役割 裁判員、被害者参加そして死刑 / 石塚伸一

【捜査/裁判】
裁判員制度のもとで供述鑑定は意味をもちうるか / 浜田寿美男
発達障害と裁判員裁判 / 佐藤幹夫
裁くことの不安 / 十川幸司

【メディア】
死刑とメディアと陪審員 / 坂上香

【刑罰/処遇】
処罰と正常性 例外状態のなかの司法と犯罪統制 / 大竹弘二
デリダにおける死刑の問題 / 郷原佳以
ダルクの流儀 薬物依存者の/による社会内処遇プログラム / 近藤恒夫 [聞き手=重田園江]

【犯罪】
リスク社会と犯罪統治 / パット・オマリー (訳=重田園江)
監視と処罰の変貌 / 重田園江
厳罰化の犯罪学的評価と Penal Populism / 浜井浩一

■研究手帖
  直接行動をリレーする / 仲田教人