現代思想2008年7月号 特集=万能細胞

-人は再生できるか-

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
  • Google+でシェア
現代思想2008年7月号 特集=万能細胞

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2008年7月

ISBN978-4-7917-1182-6

■連載――日本を問い直す 第6回
  原住民または先住民をめぐって / 川田順造

■連載――通天閣 第7回
  わが町 上野台地ノスタルジア / 酒井隆史

■連載――家族・性・市場 第34回
  有限でもあるから控えることについて 6 / 立岩真也

特集=万能細胞 人は再生できるか

【インタヴュー】
ポストゲノムの細胞学 / 池田清彦

【エッセイ】
あえて擬人的表現の勧め / 団まりな

【細胞とは何か】
〈幹細胞〉とは何か 何を意味して、何をもたらすのか / 阿形清和

【システムとしての生物】
細胞分化の不可逆性とその巻き戻し / 金子邦彦
形態形式の進化が振舞う複雑なロジック / 鈴木誉保

【再生医療】
再生医療研究の現状と展望 / 大和雅之

【エコノミー】
細胞医療の経済学 「実用化」 への夢と現実 / 栗原千絵子
駆けめぐる細胞たち 生命とモノのはざまで / 林真理

【科学/技術】
「万能細胞」 はどのように“万能”なのか 二〇〇七年秋の攻防などについて / 粥川準二
万能細胞、科学コミュニケーション、リスク 新自由主義的な自己統治への道標か? / 塚原東吾

【細胞の哲学】
細胞の自己 細胞の他者 ヴィータ・テクニカの哲学序章 / 檜垣立哉
再生医療における 「機能主義」 とは何か / 大津留直

■研究手帖
  現象学とフィールドワーク / 村上靖彦