定価1,466円(本体1,333円)
発売日2008年5月
ISBN978-4-7917-1180-2
【討議】
カストロとキューバ / 太田昌国+宮本信生
【エッセイ】
カストロという男 革命家の実像 / 佐々木譲
ラウル・カストロ大統領の事 / 神崎愛
【フィデル・カストロ】
冷徹な、時には冷酷な現実主義者 フィデル・カストロ小伝 / 伊高浩昭
【キューバ革命とカストロ】
経済的制約に苛まれた平等主義の五〇年 「革命理念の維持」 が 「革命」 を蝕む / 後藤政子
革命に捧ぐ 亡命と革命に関する思想史的考察の試み / 杉浦勉
「反カストロ」 文書を読む / 太田昌国
ルポ・脱貧困大国キューバ / 吉田太郎
キューバ旅行で考えたこと キューバとアフリカと保健医療援助 / 重光哲明
【素顔のカストロそしてゲバラ】
フィデル・カストロ前議長の巧みなメディア戦術 / 萩一晶
引退するカストロ / 庭田学
カストロ、ゲバラ、「新しい人間」 / 波津博明
丘に挟まれた渓谷での、さして緊迫してもいない一日
盟友の死を描写するフィデル・カストロ / 柳原孝敦
カリブの実験 / 中井良則
【象徴としてのカストロ】
あなたが右? 左ウィングであるべきでしょう カストロに心酔するマラドーナ / 陣野俊史
自分自身の独裁者 フィデル・カストロのイメージ / 越川芳明
音楽ラフ・ガイド フィデル・カストロを歌った曲のあれこれ雑記 / フジカワ・PAPA‐Q
【南米の衝撃】
ポスト冷戦期におけるカストロ思想の変化 / 小倉英敬
世紀はフィデルのものとなる フィデル・カストロと/のグローバル化 / 廣瀬純
叛乱の記憶、路上の政治 チャベスの 「革命」 とベネズエラ民衆 / 石橋純