現代思想2008年1月号 特集=民意とは何か

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現代思想2008年1月号 特集=民意とは何か

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2008年1月

ISBN978-4-7917-1175-8

■連載――通天閣 第2回
  ジャンジャン町パサージュ論(2) 抗争、新世界 / 酒井隆史

■連載――近代の超克 第10回
  「近代の超克」 と戦争の二重性 竹内好と 「永久戦争」 の理念 / 子安宣邦

■連載――家族・性・市場 第28回
  働いて得ることについて 案 / 立岩真也

特集=民意とは何か  

【討議】
民意の時代 / 萱野稔人+森達也

【民意の時代】
政党制度はまだ生きているか / 関曠野
デマゴーグ以後 マックス・ウェーバーと脱政治化の問題 / 野口雅弘

【ポリティクス】
現代のコンフォーミズム 「民意」 の政治学 / 木下ちがや
政治と民意 / 森分大輔

【メディア】
ポストモダン的 「民意」 への欲望と消費
 転移空間としてのテレビにおいて上演される 「現実的=政治的なもの」 / 樫村愛子
メディア相互の共振と社会の集合的沸騰 「亀田父子」 問題にみる 「民意」 / 伊藤守

【デモクラシー】
デモクラシーというスキャンダル / ジャック・ランシエール (訳=松葉祥一)
民主主義、、でも、民主制、でもなく J・ラシエール 『民主主義への憎悪』 におけるデモクラシー / 松葉祥一

【意思】
この時代の馬鈴薯袋シフレ 時論 / 長原豊
スピノザと群集の声 / 上野修

【実践】
政治を語る、政治について語る / アラン・バディウ (訳=松本潤一郎)
面白さを守る 「素人の乱」 と高円寺の自治 / 松本哉 [聞き手=一色こうき]

■研究手帖
  言葉・感情・インスピレーション / 清水一浩