定価1,152円(本体1,048円)
発売日2002年4月
ISBN978-4-7917-0088-2
【未邦訳詩篇】
航海譚イムラヴ / J・R・R・トールキン (訳=辺見葉子)
西方の楽園への航海者たち / 辺見葉子
【カラー口絵】
J・R・R・トールキン 指先の魔法
【対話】
いまなぜ 『指輪物語』 か 書かれ方、読まれ方 / 天沢退二郎+井辻朱美
【エッセイ】
ファンタジーがなぜ読まれるか / 河合隼雄
トールキン談義 / 富士川義之
これは祖父の物語 / 荻原規子
ファンタジーの結末 / 恩田陸
【「物語」 をさらに深く】
トールキンの 『指輪物語』 / C・S・ルイス (訳=高岸冬詩)
ああ、あの恐ろしいオークたちよ! / エドマンド・ウィルソン (訳=高橋くみこ)
『指輪物語』 におけるリズムのパターン / アーシュラ・K・ル=グィン (訳=北沢格)
みんなおじいちゃん J・R・R・トールキンをめぐる瞑想 / レイモンド・E・フィースト (訳=高橋くみこ)
人間と小さい人と英雄崇拝 / マリオン・ジマー・ブラッドリー (訳=安野玲)
〈主〉ザ・ロードという呪い / 宇月原晴明
大シャーマンの旅の跡 『指輪物語』 論 / 上橋菜穂子
『指輪物語』 をめぐる七つの問題 / 高橋勇
【二一世紀の 『指輪物語』】
映画 『ロード・オブ・ザ・リング』 の世界
【「物語」 の新たなイメージ】
ろーど・おぶ・ざ・りんぐ観賞記 / 津原泰水
人間的な、あまりに人間的な / 田中純
ロード・オブ・ザ・リング敗戦記 / 斎藤環
歴史 vs ファンタジー / 北小路隆志
【拡散する 「物語」】
『指輪物語』 の下に二匹目のドジョウがうじゃうじゃ / 風間賢二
『指輪』 と 「歴史」 と 「映画」 の中では何かが突然起こってしまう / 黒沢清 [聞き手=編集部]
越境亡きYAヤングアダルトノベルの異世界 もう一つのファンタジー史 / 円堂都司昭
二つのファンタジー 一九世紀から二〇世紀へ / コリン・N・マンラブ (訳=鈴木淑美)
【資料】
J・R・R・トールキン年譜