定価1,885円(本体1,714円)
発売日2002年2月
ISBN978-4-7917-0085-1
【座談会】
絵本、作るよろこび 読む楽しみ / 荒井良二+江國香織 [司会=小野明]
【エッセイ】
さる会合のためのスピーチ 「なぜかくか、なぜよむか」 と問われて・・・・・・ / 安野光雅
どうかしら? わたしの絵本づくり / 長新太
まともじゃないものでなきゃだめだ / 井上洋介
絵本のニンシン・シュッサン / スズキコージ
遊々と急げ / 梅田俊作
『まじょのかんづめ』 ができるまで / 佐々木マキ
「けんかのきもち」 / 伊藤秀男
時間よ、とまれ / ささめやゆき
楽しい読者の裏切り方 / きむらゆういち
『はるにれ』 への旅 / 姉崎一馬
絵本の火種 / 今江祥智
メイキング・オブ・『あしたうちにねこがくるの』 / 石津ちひろ
童話のことば・絵本のことば / 内田麟太郎
ああ、絵が描けなくてよかった / 中川ひろたか
絵本のそばで / 片山令子
【絵本を拡げる】
偶然の絵本、必然のビデオ。 / 五味太郎
マンガと絵本 / 竹内オサム
これは映画(どころ)ではない 坂道と俯瞰をめぐって / 張井順
絵本の初めと現在 / 宇野亜喜良
鼻の上三〇センチのイメージ / 山本容子
染色で絵本を作る / 柚木沙弥郎
音楽と絵本について / 元永定正
【翻訳家の使命】
当世絵本事情 / 矢川澄子
絵本の翻訳の不自由 / 青山南
禁じられた乳牛 / 穂村弘
【作家を訪ねて】
大人の文学の技術と子どもの心を持つこと / 石井桃子 [聞き手=本下いづみ]
書くことで少しずつ自由になってきた / 神沢利子 [聞き手=南谷佳世]
木の実が作る物語 / 田島征三 [聞き手=増田喜昭]
軽やかに、歩きつづける / 太田大八 [聞き手=本下いづみ]
痛快! 絵本の旅芸人 / 飯野和好 [聞き手=小野明]
けとばし山の極楽絵本 / 大道あや [聞き手=小野寺由紀]
大きな目が写し取った世界 / 林明子 [聞き手=南谷佳世]
絵の 「顔」 を求めて / 瀬川康男 [聞き手=アーサー・ビナード]
【絵本論】
TOMの冒険 / 池内紀
こうしてくるんと ひとまわり 絵本表象論・覚え / 高山宏
「思い出も未練もシャベルで・・・・・・」 あのころの絵本のこと、人のこと / 今江祥智
シャツ / 小野明
【絵本の現場から】
絵本の編集とワークショップの途中経過 / 土井章史
書評の現場 / かわべしょうこ
絵本に出会う場所をつくる / 増田喜昭
看板なし、店舗なし、車なしの 「どこでも絵本や」 / 加藤美穂子
月刊絵本の可能性 / 八木一樹
エージェントという仕事 / 桂由貴
【私の一冊】
『トリゴラス』 / 長谷川宏
ぼくの 『岩見重太郎』 / 明坂英二
母と 『ちゃいくろ』 と私 / 大貫亜美(PUFFY)
魅惑のモンスターたち / D[di:] (イラストも)
とらのばた、、とくろいひと / 長谷部奈美江
『もじゃもじゃペーター』 / 巌谷國士
『ピーターラビット』 / 安達まみ
『ソリマンのおひめさま』 / 千野栄一
『クロてがみかこう』 窪地の底のミクロコスモス / 堀切直人
『ダーシェンカ、あるいは子犬の生活』 / 保川亜矢子