定価1,361円(本体1,238円)
発売日2005年3月
ISBN978-4-7917-0131-5
■生成するマラルメ*19
デ・ゼッサントのために / 柏倉康夫
■耳目抄*239
魂の帰郷 / 竹西寛子
■絵はがきの時代*10
発信者カール・ルイス / 細馬宏通
■詩
スギトトホ / 松本圭二
特集*ポスト・ノイズ 越境するサウンド
【鼎談】
ディストピック! / 大友良英+菊地成孔+大谷能生
【ノイズのすすめ】
失敗の美学 現代のコンピュータ音楽における 「ポスト‐デジタル」 的傾向
/ キム・カスコーン (訳=長壁純子)
【ポスト・ノイズの情況】
ポスト・ノイズ/ポスト・デジタルへの断章 / 畠中実
音楽・ノイズ・神、あるいはエクスタティック・ピース! / 佐々木敦
【音の実験】
闘え! ノイズ・ミュージック 抵抗する音楽の可能性にむけて / 瀧健太郎
サウンドピクニックの現場から こころもちタフに / 川端龍太
【対談】
溶解する〈ひずみ〉 / 秋田昌美+Atsuo
【ケージの血脈】
ロゴス・ムジコス リョレンス・バルベルに関する考察 / ダニエル・シャルル (訳=井田尚)
【解体と構築】
技術と音楽についての自動筆記風覚書 / 村井啓哲
作曲‐ノイズ‐テクノロジー / 今井慎太郎
「ポスト・ノイズ」 の即興演奏 / 大谷能生
【ラップトップの秩序とカオス】
ライヴ・コーディングの可能性 / 久保田晃弘
(非)作曲(または解体、廃位)と 「妨害なき相互浸透」 / クリストフ・シャルル
手塚治虫が想像していたような、もっと二一世紀らしい音 / 澤井妙治
【資料】
~越境するサウンド・ディスクガイド~
(ポスト=)デジタル・ミュージックの14枚 / 久保田晃弘
即興をめぐる10枚 / 宇波拓
ポストデジタル時代のモノと言葉の狭間から / 佐藤実
作曲か? / Great YEar soundings
アヴァンギャルド~メディアアート ランダム・セレクション / 瀧健太郎
■今月の作品
関本昭太郎 長浜雅美 一方井亜稀 南保俊雄 / 選=井坂洋子
■われ発見せり
ボブ・ディラン vs シェイクスピア? / 大和田俊之