ユリイカ2006年12月号 特集=監督系女子ファイル

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
  • Google+でシェア
ユリイカ2006年12月号 特集=監督系女子ファイル

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2006年12月

ISBN978-4-7917-0156-8

■連載
  私の昭和史 戦後篇 12 / 中村稔

■異郷日記*3
  ザンジバルで話をする / 文・写真=西江雅之

■耳目抄*257
  約束事 / 竹西寛子

■詩
  かつてクリオネと呼ばれたモノです / ほしおさなえ

特集*監督系女子ファイル  

【対談】
任せ任されて生きるのさ 監督稼業、その手練手管の魅惑 / 蜷川実花+タナダユキ

【カメラを持った女子】
映画は女の子たちのもの / 木村立哉
男/女には理解できない 「何か」 への強迫観念 / 万田邦敏
それで自由になったのかい 女が映画を撮ること / 谷岡雅樹

【押し寄せる波、また波】
ぬう、と出てくる 西川美和の 「自然」 / 小池昌代
淡く点る輪郭は水面に映る 『ゆれる』 『蛇イチゴ』 監督、西川美和を推理する / 吉田アミ
女性監督が描きだす 「さびしさ」 による五感の喪失 / 七尾藍佳
いつも紅茶を飲んでいる、冷蔵庫のなかにあればお願い、レモンを入れて / 横田創
おっとり痛みを差し出す作家 唯野未歩子について / 真魚八重子
やわらかい光、剥きだしの身体 『かもめ食堂』 に集う理由 / 江南亜美子

【〈外〉の映画と映画の〈外〉】
ハリウッドにおける隠れた女性映画作家の系譜 / 山崎まどか
メイ・デイに生まれた女 ダニエル・ユイレ追悼 / 廣瀬純
女のハードボイルド道 ペヤングマキと 「女のみち」 / 雨宮まみ

【インタビュー】
映画の前ではすべてが等価である 女性性と映画の威力をめぐって / 井口奈己 [聞き手=横田創]
現場の渦へ飛びこんでゆく まだ生まれていない表現のために / 唯野未歩子 [聞き手=佐々木敦]
作る、出す、検証する、次に活かす 監督のスイッチをいかにいれるか / 安田真奈 [聞き手=編集部]

【資料】
~監督系女子ファイル’06~ / 編=越川道夫
   阿木燿子 / 木村満里子
   安里麻里 / 山口哲一
   井口奈己 / 木村満里子
   猪俣ユキ / 越川道夫
   歌川恵子 / 越川道夫
   大宮エリー / 山口哲一
   荻上直子 / 木村満里子
   呉美保 / 山口哲一
   風間志織 / 木村満里子
   加藤治代 / 山口哲一
   河瀬直美 / 山口哲一
   斉藤玲子 / 木村満里子
   佐藤嗣麻子 / 志水邦朗
   新藤風 / 山口哲一
   せんぼんよしこ / 木村満里子
   唯野未歩子 / 木村満里子
   タナダユキ / 越川道夫
   富永まい / 木村満里子
   永田琴 / 木村満里子
   中村真夕 / 木村満里子
   西川美和 / 木村満里子
   蜷川実花 / 山口哲一
   羽田澄子 / 志水邦朗
   浜野佐知 / 林田義行
   日向朝子 / 山口哲一
   宮坂まゆみ / 木村満里子
   桃井かおり / 木村満里子
   安田真奈 / 木村満里子
   映画美学校 / 志水邦朗
   ぴあフィルムフェスティバル / 志水邦朗
   ピンク女性監督 / 林田義行

■ユリイカ2006年 総目次

■今月の作品
  南保俊雄 宇里直子 阿久津若菜 / 選=松浦寿輝

■われ発見せり
  ノン・エキスパートの力 / 廣瀬純