定価1,361円(本体1,238円)
発売日2006年6月
ISBN978-4-7917-0147-6
■連載
私の昭和史 戦後篇 6 / 中村稔
■非道の大陸*9
ペン・ステイト / 多和田葉子
■小説のストラテジー*11
国民作家の悲劇 / 佐藤亜紀
■耳目抄*252
花の雲 / 竹西寛子
■詩
夢落ち / アーサー・ビナード
けるけるとケータイが鳴く / 渡辺玄英
特集*任天堂/Nintendo 遊びの哲学
【ゲームの「リアル」をめぐって】
僕らが任天堂に教わったこと / 鴻上尚史+八谷和彦
【エッセイ】
お座敷遊び / みうらじゅん
「任天堂」 と 「Nintendo」 / 中村一義
任天堂とわたし / DOKAKA
【Wiiを待ちながら】
競争のない世界、枯れた技術の水平思考 指と手のひらから世界へ / 木村立哉
団塊ジュニアの共有体験としてのゲーム 任天堂VSセガならびにその他大勢 / 加野瀬未友
ゲームへの寄与 任天堂のスピリット・オブ・ワンダー / 山本貴光
Wii とゲームの未来 / テラヤマアニ
【手の中から広がる未来】
DSの思想 / 澤野雅樹
Nintendo DSがもたらすもの / 中嶋謙互
ゲームの超越について / ドミニク・チェン
【ジェネレーションNは終わらない】
ゲームは家電じゃない! おもちゃだ!! / 佐藤大
【マンガ】
マンガっちが考える ポスト・ジェネレーションN・ミュージック / 西島大介
N・Dの想い出 / 渡辺ペコ
【かくもハードなソフトたち】
宮本茂をめぐって コンピュータ・ゲームにおける作者の成立 / 井上明人
行為の3D空間 『スーパーマリオ64』 と 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』 / 細馬宏通
夢のなかから革命は始まる 任天堂・ 『MOTHER』 ・マルチチュード / 小澤英実
優雅で感傷的なファミリースタジアム / 前田塁
【おいでよ ゲーマーの部屋…】
我ら任天堂チルドレン!? / ブルボン小林+飯田和敏+米光一成
【資料】
任天堂年譜 / 編=川島圭太
■特別掲載
新しいリアリズムと〈病んだ心〉を描く映画 第五六回ベルリン国際映画祭に見る〈ドイツ映画の現在〉
/ 瀬川裕司
■今月の作品
辻景 一方井亜稀 菅桃子 / 選=松浦寿輝
■われ発見せり
恋をすること詩をかくこと / 小林エリカ