ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ

-映画の冒険はつづく-

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
  • Google+でシェア
ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2008年7月

ISBN978-4-7917-0180-3

■連載*最終回
  私の昭和史 戦後篇・最終回 / 中村稔

■ザナドゥーへの道*4
  南海の兄弟島レ・フレール ギュスターヴ・ヴィオー / 中野美代子

■ 「即興」 の解体*3
  裏切りの記憶 1 / 佐々木敦

■耳目抄*274
  平成二十年夏至 / 竹西寛子

■詩
  てん / 谷崎由依

特集*スピルバーグ 映画の冒険はつづく

【徹底討議】
黒いスピルバーグの映画史 アメリカ/映画の光と影 / 蓮實重彦×黒沢清

【スピルバーグによる 「ハリウッド・現代・映画」】
スペクタクル映画作家としてのスピルバーグ / 加藤幹郎
ミスター・DNAのインストラクション 『ジュラシック・パーク』と映画のメディウム / 石岡良治
JLGによるスピルバーグ 『シンドラーのリスト』をめぐって / 堀潤之
「ヒューマニズム」 と 「センチメンタリズム」のすぐそばで 『A. I.』 と 『アミスタッド』 / 石田美紀
位置をもたない二種類の経験 『A. I.』 と 『マイノリティ・リポート』 の余白に / 古谷利裕
キャッチ・ミー! / 篠儀直子
Can't you hear ? 『ミュンヘン』 について / 佐藤雄一
ポスト・ハリウッドは規約で遊ぶ。 スピルバーグの〈言語〉論 / 渡邉大輔

【マンガっち、『インディ・ジョーンズ』 最新作を観る!】
マンガっちの映画チャンピオン [出張版] / 西島大介

【スピルバーグの〈転回〉をめぐって】
お湯をかければ出来上がり / 樋口泰人
侵略する死者たち / 伊藤計劃
途方に暮れるテディ・ベア 遂行不可能な 「命令」に満ちた世界で / 越川道夫
「母なる国家」 と排除の論理 「成長しない身体=キャラクター」の可傷性 / 宇野常寛

【資料】
スピルバーグ監督作品ガイド / 雨宮士郎+新井知行+伊藤孝

特別掲載
  〈異文化との衝突〉と〈壊れる女〉 〇八年ベルリン映画祭に見る〈ドイツ映画の現在〉 / 瀬川裕司

特別掲載――創造の現場からのエコー
  『蜜の根のひびくかぎりに』 の余白に / 柏木麻里+渡辺俊哉

■今月の作品
  小野絵里華 小林彩子 / 選=辻井喬

■われ発見せり
  愛されずして / 柴田千晶