1994/02 臨時増刊 ラカン以後

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定価1,281円(本体1,165円)

発売日1994年2月

【精神分析の現在:ラカンの継承】
精神分析の共同体 / 赤間啓之
幻想の理論 ラカン的問題系の胎動 / 原和之
ラカン現象 『ラカン――測り知れざるもの』 より / マルク・レサンジェ (訳=中山道規+川上智範)

【フーコー/ドゥルーズ/デリダ】
歴史的編成と現実界の普遍化 フーコー的自己とラカン的主体の差異をめぐって / 丹生谷貴志
象徴界はどこへ行くか ラカンとドゥルーズ / 宇野邦一
ラカンの愛に叶わんとして / ジャック・デリダ (訳=守中高明+高木繁光)

【分析哲学:トポロジーと可能世界】
不可能世界と非固有名 / スチュアート・シュナイダーマン (訳=赤間啓之)
実在=現実とは何か / 大澤真幸

【オートポエーシスと心的システム】
精神のオートポイエーシス / 河本英夫

【ラカンの臨床問題】
精神分析における身体 『ラカン理論五講』より / J・D・ナシオ (訳=榎本譲)
二〇年後の『言語と無意識』 / ヘルマン・ラング (訳=石田浩之)

【総論《対話》】
ラカン以後その諸相と核心 精神分析と分裂病論 / 花村誠一+赤間啓之

【資料】
海外ラカン研究文献目録 (英仏語圏を中心とした) / 編=原和之+赤間啓之