1995/07 味覚の心理学

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定価1,281円(本体1,165円)

発売日1995年7月

■Compositions libres
  「フェルマの最終定理」と「フェルマの原理」 / 法橋登

■連載――草と風の癒し*7
  半身浴と「いのち」 / 宮迫千鶴

■insomnia
  とかく無気力なあなたのために、 / 鶴見済

特集=味覚の心理学  

 

【味わうことの恍惚と不安】
この世で一番うまいもの あれこれパクパクこれもパクパク / 東海林さだお+赤瀬川原平+南伸坊

【味覚物質】
味覚とは何か / 佐藤昌康

【味と神経のメカニズム】
ニューラルネットワークと味の神経情報処理 / 長井孝紀
味覚における唾液の役割 / 松尾龍二
味の学習と記憶 / 山本隆

【動物と味】
ウシガエルの味覚 / 佐藤俊英
サンショウウオの味覚 / 長井孝紀+竹内浩昭

【味をめぐるサイエンス】
苦味とストレス / 中川正
うま味について / 山口静子
舌の電気刺激による誘発反応 / 竹本市紅
苦味の選択的阻害剤 / 桂木能久+栗原堅三

【味覚の冒険】
組み合わせの妙 / 野中柊

【澁澤龍彦と鎌倉の滋味】
澁澤家の食卓 / 澁澤龍子

【変容する食文化】
日本人の「食べる」こと / 神崎宣武
モダン日本の食ジャーナリズム 「食道樂」と松崎天民 / 副島博彦

【味覚の極北】
四季の味[特殊漫画] / 根本敬

【イマジネールとしての味覚】
中世の香辛料と薔薇水 / 池上俊一

【グルメ・マンガを超えて】
「食べる」ことは「許す」こと 料理と私の「おいしい関係」 / 槇村さとる

【「植民地」と「味覚の自明性」】
収奪された味覚 食の帝国主義 / 平野雅章+川村湊

■研究=野口晴哉と「天使の医学」
  ダンシング・ドリームボディ / 永沢哲

■海外研究レポート
  ラカンの『セミネールⅩⅠ』を読む 英語によるパリ・セミナー / 片山文保