現代思想2010年11月号 特集=大相撲

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現代思想2010年11月号 特集=大相撲

定価1,430円(本体1,300円)

発売日2010年11月

ISBN978-4-7917-1219-9

■連載――日本を問い直す 最終回
  単一史観は可能か? 必要か? / 川田順造

■連載――出会いと言葉 第6回
  “ピジン” に向けて / 西江雅之

■連載――ヴィータ・テクニカ 第13回
  テクネーとしての自己 下 フーコーのテクネー論・未来のテクネー論 / 檜垣立哉

■連載――家族・性・市場 第60回
  社会派の行き先・1 / 立岩真也

特集=大相撲

【チカラビトの明日へ】
チカラビトは生きつづける / 宮本徳蔵
受け継ぐもの・変わるもの / 乃南アサ

【土俵際からの逆襲】
「国技」 と称され続けるために 吾輩の相撲改革案を語ろう / デーモン閣下

【討議】
大相撲のゆくえ 近代スポーツを超えて / 稲垣正浩+今福龍太+西谷修

【枡席へようこそ】
女、三十にしていかに相撲にハマるか / 久保田智子

【力士とは誰か】
相撲の知覚 / 佐々木正人

【真実とフィクション】
ヒールを排除するこの国の世相 / 森達也
大相撲における真理とは何か / 澤野雅樹
興行としての大相撲 / 松原隆一郎

【人々の中の大相撲】
民衆史としての大相撲 / 高津勝

【寄り集う身体】
越境性の受容 女相撲の観客反応から / 亀井好恵
〈七月の身体〉 / 井上邦子

【大相撲と国家】
帝国日本の相撲 外地から見た 「国技」 と大相撲 / 胎中千鶴

【伝統とは何か】
力士のシンボリズム / 寒川恒夫
相撲の歴史を捉え直す / リー・トンプソン

■研究手帖
  謎の女優ミラ・ビレンス / 岩本和久