定価1,430円(本体1,300円)
発売日2010年4月
ISBN978-4-7917-1211-3
■連載――ヴィータ・テクニカ 第7回
生命における主体/生態における視点 後 ドーキンスと遺伝子の自己 / 檜垣立哉
■連載――和辻倫理学とは何か 第13回
死ぬことができる 「国家」 の提示 和辻はここで終えねばならなかった / 子安宣邦
■連載――リハビリテーション身体論 最終回
身体の自由を求めて リハビリテーション身体論・終章 / 宮本省三
■連載――家族・性・市場 第53回
差異とのつきあい方・2 / 立岩真也
特集=教育制度の大転換 現場はどう変わるのか
【討議】
政権交代と教育制度の転換 / 小森陽一+大内裕和
【インタヴュー】
教育はどう変わるのか / 藤田英典 [聞き手=大内裕和]
子どもの貧困と教育 / 阿部彩
【現場】
センセー 「子ども手当」 は、子どもがつかっちゃいけないの? / 岡崎勝
現場の文法 / 赤田圭亮
【何が変わるのか】
難問だらけの教育問題 / 佐々木賢
提言 教育現場に不要なもの 学校の風景から / 大森直樹+池田賢市+広瀬義徳+渡辺雅之
【制度の転換】
六年制教員養成の問題点 国による教師教育の再統制化 / 佐久間亜紀
全国学力テストの抽出方式への転換は何を意味するか / 中嶋哲彦
教育改革の舵をどの方向に切るべきか? イギリス労働党の教育改革と鳩山政権 / 久保木匡介
【理念の転換】
戦後教育、またしても曲がり角? / 村上義雄
格差と国民主義を考える 二〇一〇年春の教育の現状 / 三宅晶子
■研究手帖
土佐のクロサワ / 吉川孝