定価1,430円(本体1,300円)
発売日2011年11月
ISBN978-4-7917-1236-6
■連載――中国論を読む 第3回
誰が 「支那人に代って支那の為めに考える」 のか 湖南 『支那論』 を読む・その1 / 子安宣邦
■連載――ヴォイドへの旅 第4回
大地の彫刻家 / 港千尋
■連載――家族・性・市場 第72回
社会派の行き先・13 / 立岩真也
特集=ポスト3・11のエコロジー
【討議】
エコロジーの大転換 / 中沢新一+管啓次郎
【導入】
なぜいまエコロジーなのか / 近藤和敬
【討議】
生存のエコロジー / 中村桂子+遠藤彰+大村敬一+近藤和敬
【生のエコロジー】
踊りはスピンを始める 身体気象のエコロジー / 田中泯
機械状アニミズム / アンジェラ・メリトプロス+マウリツィオ・ラッツァラート (訳=中倉智徳)
【エコロジーの思想】
気象とパトス 〈分裂分析的地図作成法〉 の観点から / 江川隆男
「腸の哲学」 序説 / 村澤真保呂+ステファン・ナドー
海が教育者だった 生態学者アランをめぐって / 合田正人
【〈自然‐社会〉 オルタナティヴ】
モース・エコロジック / 真島一郎
大地に根ざして宇宙を目指す イヌイトの先住民運動と 「モノの議会」 が指し示す未来への希望 / 大村敬一
強度的出自と悪魔的縁組 / エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ (訳=山崎吾郎+小倉拓也)
【自然⊃建築】
自然、深層のインフラストラクチャー / 石山修武
【自然哲学】
非全体的な機械圏という自然 ドゥルーズと 「自然」 の概念 / 米虫正巳
自然の形而上学から否定と知の倫理へ ホワイトヘッドにおける概念の自由で野性的な創造 / 森元斎
■研究手帖
超近代的革命の気配 / マニュエル・ヤン