定価1,430円(本体1,300円)
発売日2011年11月
ISBN978-4-7917-1235-9
【エッセイ】
「三・一一」 以後 宮本常一を学ぶとき / 佐野眞一
金魚島訪問 宮本常一の根 / 池内紀
【討議】
宮本常一の旅路の先に / 岩田重則+成田龍一
【宮本常一研究】
宮本常一の民俗学 / 福田アジオ
宮本常一との距離・「宮本常一論」 への距離 / 香月洋一郎
【文字と記録】
残酷ということ 『日本残酷物語』 を中心に / 岡本太郎+深沢七郎+宮本常一
雑誌 『民話』 のことなど 宮本常一を読み継ぐために / 松本昌次
【共同体】
「子供」 の発見 柳田國男と宮本常一 / 安藤礼二
宮本常一とクロポトキン / 岩田重則
【旅】
記憶する世界と歩く世界 宮本常一の旅と思想 / 篠原徹
【島嶼】
〈島〉 をめぐる方法の苦闘 同時代史とわたりあう宮本常一 / 石原俊
出会うべき言葉だけを持っている 宮本常一の “臨場・臨床の智” / 新原道信
【時代と運動】
「寄り合い」 と朝鮮戦争 宮本常一の九学会連合対馬調査をめぐって / 坂野徹
労働・縁起・構想力 宮本常一、中上健次、サビエル・サンチョテナ / 友常勉
周防祝島反原発闘争民俗誌 宮本民俗学の実践の場として / 川村湊
【写真と景観】
景観をめぐる時間と空間の政治学 宮本常一/写真/地図 / 土屋誠一