定価1,430円(本体1,300円)
発売日2011年10月
ISBN978-4-7917-1234-2
■連載――中国論を読む 第2回
国民的自衛の本能的発奮なり 『支那革命外史』 を読む その2 / 子安宣邦
■連載――ヴォイドへの旅 第3回
くびれた世界 / 港千尋
■連載――家族・性・市場 第71回
社会派の行き先・12 / 立岩真也
特集=反原発の思想
【過去から未来へ】
拒絶から連帯へ 荒野に立って / 鎌田慧
【問い】
いかたの闘いと反原発ニューウェーブの論理 / 中島眞一郎
風車の問い 民衆と生きる科学へ / 橋爪健郎
足尾・柏崎・福島 反原発運動と反公害運動の重なりから / 菅井益郎
〈反原発スト〉は、再開される 「電産中国」、そして / 入江公康
巻原発住民投票運動の予言 リスク社会の啓示 / 成元哲
【軌跡】
『はんげんぱつ新聞』 の歩みから 日本の反原発運動を振り返る / 西尾漠
【くらしから】
技術労働についてのまったくの序 / 最首悟
ひとつの選択 科学・たたかい・くらし / 山口幸夫
六ヶ所村から 小泉金吾さんの記憶 / 加藤鉄
【原発と日本】
脱原発とは何だろうか / 吉岡斉
日本政治と反原発運動 / 本田宏
「放射線ストレス神話」 「風評被害神話」 はだれが作ったのか / 高橋博子
【世界から】
アメリカ反原発非暴力直接行動の歴史 / 阿木幸男
ポスト赤緑連立時代の左翼の存在意義 脱原発を選択したドイツの構造変化との関連で / 小野一
【反原発の思想】
あえていう、「原発事故後もいのちがだいじ」 / 篠原雅武
水のおもさと、反原発 / 松本麻里
■研究手帖
四〇年後の 『ディスクール、フィギュール』 リオタール再読の契機モメント / 星野太