現代思想2011年5月臨時増刊号 総特集=古事記

-一三〇〇年目の真実-

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
  • Google+でシェア
現代思想2011年5月臨時増刊号 総特集=古事記

定価1,430円(本体1,300円)

発売日2011年5月

ISBN978-4-7917-1226-7

【討議】
古事記はなぜ読まれ続けるのか 古事記という物語ナラティヴ / 三浦佑之×上野千鶴子
神話を生きなおす 古事記が語るもの / 鎌田東二×安藤礼二

【古事記とはなにか】
古事記論 / 梅原猛
古事記私的体験 / 瀬戸内寂聴

【古事記を読みなおす】
〈出雲〉 世界へ 古事記をどう読むか / 三浦佑之
『古事記』 の中世 / 田中貴子
異貌の古事記 近世神話としての 『古事記伝』 / 斎藤英喜
非ジェンダーの身体イメージ ヒルコをめぐって / 木村朗子

【神々の物語としての古事記】
折口信夫の 『古事記』 「神学」 と 「神話」 / 藤井貞和
『古事記』 と聖地 / 鎌田東二
産霊論序説 / 安藤礼二

【歴史としての古事記】
古事記の考古学 / 森浩一
日本海文化圏から考える 『古事記』 / 藤田富士夫

【人びとのなかにある古事記】
物語テクストと序プレテクスト 『古事記』 随感 / 淺沼圭司
穀物起源神話と詩 / 蜂飼耳
昔話としての 『古事記』 / 加門七海
美術と古事記 / 真住貴子

【神話的想像力の展開】
古事記に現れた動物の霊力 / 中村禎里
場所と記憶 / 港千尋
三島由紀夫の古事記 / 樋口覚
発光する神、あるいは換喩的感染 / 斎藤環
『古事記』 のミトクラシー / 白石嘉治